投稿日:2021/01/12 カテゴリー:事務局からのお知らせ
明けましておめでとうございます。会員の皆様方におかれましてはご健勝のこととお喜び申し上げます。本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
昨年からのコロナ禍は今も猛威を振るい終息の気配すら見えない状況です。暗雲は世界全体を覆い9000万人の感染者と193万人以上の死者が出て(1月11日現在)なお一日60万人以上の新規感染者と8000人以上の死者が出ている状況です。国内においても首都圏に再び緊急事態が出され、第3波は静岡県内にも確実に迫り、誰もがいつ感染してもおかしくない状況にあります。移動制限や経済状況の悪化など様々な不安材料は私たちが初めて経験することであり、ワクチンの早期接種を心待ちし、自粛の日々を送るしか手立てはなさそうです。大風が吹き荒れているときに窓から顔を出して怪我をするより、過ぎ去ってから外に出る、こんなところでしょうか。一日も早くその日が来ますようにと願いつつ。
さて当会も昨年はコロナ禍を口実に活動自粛が続き、皆様方に忘れられそうな状況にあります。とは申せ御朱印を求められることも例年以上に多く、絶対密にはならない遠江霊場は穴場的存在なのかもしれません。動機は何であれ観音様へ足を運んでくださる人が増し、多くの方々の心の平安に寄与できれば何よりです。その受け皿として当会が少しでもお役に立てればと願いつつ、本年もご協力のほどよろしくお願いいたします。
今年の干支「丑」は四季でとりますと冬十二月を指します。その象意は「紐」で、からむこと。芽が種子の内部でまだ伸びえていないことを表わし、「寅」の「螾く(うごく)」で草木発生を待つ年と云えます。昨年の「子」の意味である「混沌」に比べれば若干前途が見通せる年といえそうです。