投稿日:2016/09/19 カテゴリー:子安山 観音寺
当寺のご本尊如意輪観世音菩薩は、往古より行基菩薩の御手作りと伝えられ、効験誠にあらたかにして、大原子地域のものとして 人々の拠り所とされ、特に安産・子育ての守護として
子育観音の名で親しまれ、多くの人々が訪れてみえられます。
古来より三十三年毎に御開扉供養を営み大慈大悲に感謝の意を表わし参っております。記録によれば、明治三十九年に営まれて、以後昭和十四年を以て、相当の年度なるも、悲しきかな、非常の
時世に当たり見送られ、戦後の昭和二十六年 国家再興の陽春を迎え、五日間の御開扉大法要を厳修し、昭和五十九年四月 高度成長下 国家安穏・家内安全・五穀豊穣・安産守護を祈願して開扉供養が
執行されました。以来三十年余を経て、来年度は戦後三回目の御開扉の相当年度となりますので、地区皆様のご協力を頂き、麗春四月二日に御開扉供養を厳修し、地震、水害、地球温暖化の自然現象や、核兵器、原発問題等々 問題の多い世相の今日、地域安寧・家門隆昌・家内安全・安産守護の冥応を懇念祈祷したいと思います。
御開扉 平成二十九年四月二日(日曜日) 法要十時より
公開十七時まで
何卒本趣旨をご理解のうえ、ご協力を賜りたく御願い申し上げます。
平成二十八年 九月吉日
掛川市大原子
子安 観音寺
御開帳世話人 榛葉達男
同 榛葉清次
同 佐藤竹雄
同 榛葉啓一